アナタカラグループ

建設業界の業務の進め方は属人的な要素が強く、職人技が重視されるなど、デジタル技術の導入やIT化が遅れている業界でした。
しかしながら人手不足が深刻で、情報システムを用いて業務を効率化しなければ、仕事をこなすことができないような経営環境にあります。人手の確保が困難な状況下では、情報システムの導入による作業効率の向上が、同業他社との競争力強化に直結すると考えております。

同業他社との競争力を獲得し、永続的に発展できる企業を目指して、IT化（DX）を推進して参ります。
まずは、効率的且つ革新的な業務管理が行える業務システムを構築するところから着手し、並行してAI技術を活用した施工ロボットやドローンを導入して、現場作業の無人化や省力化を図り付加価値の向上を実現します。

業務フローを抜本的に見直しつつ、無駄な材料原価を削減するための統合管理システムを導入します。商談から完工引渡しまでの管理業務を全てデジタル化して、生産性の向上を図ります。
さらに、これと平行して、ドローンや施工ロボットを工事現場でテスト導入します。これらの装置類はテストの結果、効果が認められれば、3年を目処に必要な数を購入して全現場で使えるような体制を図る計画です。

代表取締役 田中 将也がCIO（最高情報責任者）に就任し、専務取締役中村 健二がCISO(最高セキュリティ責任者)に就任します。
代表取締役 田中 将也をリーダーとした情報システム部門（プロジェクトチーム）を発足し、プロジェクトチームには選抜社員の他、システム開発会社のシステムエンジニアを社外メンバーとして迎え入れ、効果的なシステムの運用について議論するプロジェクト会議を定期的に行います。
また、プロジェクトメンバーにはITコーディネーターと、ITパスポートの資格取得を奨励し、受験費用の一部を会社負担すると共に資格取得者には手当を支給するなどして、積極的にIT人材の育成に努めます。これにより、1年以内にITコーディネータ有 資格者1名以上とITパスポート資格者1名以上を情報システム部員に所属させます。社内外の研修や勉強会に従業員を参加させ、情報システムに精通した人材を育成します。